項 |
中分類 |
GOTO |
1 |
Ox0000000A(IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL)
[内容] |
STOP
OxAメッセージは、カーネルモードのプロセスまたはドライバが、アクセス許可を与えられていないメモリ内の特定の場所、または割込み要求レベル(IRQL)が高すぎるメモリ内の場所にアクセスしようとしたことを示しています。カーネルモードプロセスは、自らと同等またはそれより小さいIRQLを持つほかのプロセスにのみアクセスできます。このSTOPメッセージは通常、欠陥のあるハードウェアやソフトウェア、または互換性のないハードウェアやソフトウェアが原因で発生します。 |
| MAP0055010 |
2 |
Ox0000001E(KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED)
[内容] |
STOP Ox1E メッセージは、Windows XP
Professionalのカーネルが、無効または未知のプロセッサ命令を検出したことを示しています。STOP
Ox1Eメッセージを発生させる各問題には、無効なメモリ参照やアクセス違反が原因で、TOP OxA
エラーを発生させる可能性があるという共通点もあります。問題のあるコード自体の中にエラー処理ルーチンが存在していない場合、通常はWindows
XP
Professionalの既定のエラーハンドラがそれらの問題を横取り(インターセプト)します。 |
| MAP0055010 |
3 |
Ox00000024(NTFS_FILE_SYSTEM)
[内容] |
STOP
Ox24メッセージは、コンピュータがNTFSドライブを読み書きできるようにするためのドライバファイルであるntfs.sysで、問題が発生したことを示しています。同様のSTOPメッセージであるOx23は、FAT(File
Allocation
Table)ファイルシステム(FAT16またはFAT32)に対応しています。 |
| MAP9000000 |
4 |
Ox0000002E(DATE_BUS_ERROR)
[内容] |
STOP Ox2E
メッセージは、システムメモリのパリティエラーが発生したことを示しています。原因は通常、RAM(マザーボード上、L2キャッシュ、ビデオメモリのいずれも該当することがある)の障害や欠陥、互換性のないメモリハードウェアやマザーボードなどに適していないメモリハードウェア、またはデバイスドライバがOx8xxxxxxxの範囲内に存在するアドレスへのアクセスを試み、そのアドレスが存在していない(物理アドレスへのマッピングが行われていない)ことのいずれかです。ほかに、STOP
Ox2E
メッセージは、ウィルスまたはその他の問題により、ハードディスクが破損したことを示していることもあります。 |
| MAP9000000 |
5 |
Ox0000003F(NO_MORE_SYSTEM_PTES)
[内容] |
STOP Ox3F メッセージは、次の問題のいずれかまたはいくつかを示しています。
・コンピュータのページテーブルエントリ(Page Table Entry :
PTE)を使い果たしたか、コンピュータが大量のI/Oアクションを実行した結果、PTEが断片化しています。
・欠陥のあるデバイスドライバが、メモリの管理を正しく行っていません。
・バックアッププログラムのようなアプリケーションが、カーネルメモリの割り当てを不適切に行っています。 |
| MAP0055010 |
6 |
Ox00000050(PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA)
[内容] |
STOP
Ox50メッセージは、要求されたデータがメモリ内に見つからなかったことを示しています。無効なシステムメモリアドレスの参照を行うと、コンピュータは例外を意味するエラーを生成します。欠陥のあるメモリ(メインメモリ、L2キャッシュ、ビデオメモリのいずれも該当することがある)、または互換性のないソフトウェア(リモート制御やウィルス対策ソフトウェアを含む)が、STOPOx50メッセージを発生させることがあります。 |
| MAP0055010 |
7 |
Ox00000077(KERNEL_STACK_INPAGE_ERROR)
[内容] |
STOP Ox77
メッセージは、要求されたカーネルデータのページを、ページングファイル(仮想メモリ)から物理メモリ内へ読み取ることができないことを示しています。このSTOPメッセージは、ディスクハードウェアの障害、ディスクデータの破損、またはウィルス感染を示していることもあります。 |
| MAP9000000 |
8 |
Ox00000079(MISMATCHED_HAL)
[内容] |
STOP
Ox79メッセージは、HALと、現在のコンピュータ用のカーネルの種類が一致していないことを示しています。このエラーは通常、ファームウェア内でACPIの設定を変更した時に発生します。例えば、x86ベースのコンピュータのファームウェアでACPI
enable(ACPIを有効にする)という項目をオンにした状態でWindows XP
Professionalをインストールし、その後、その項目をオフにした場合が該当します。ほかに、シングルプロセッサ用とマルチプロセッサ用の各構成ファイルが存在している時に、誤った構成ファイルをコンピュータにコピーした(手動で強制的に)場合も、このエラーが発生することがあります。 |
| MAP0055010 |
9 |
Ox0000007A(KERNEL_DATA_INPAGE_ERROR)
[内容] |
STOP
Ox7Aメッセージは、カーネルデータのページがページングファイル(仮想メモリ)で見つからず、物理メモリへの読み取りが行えなかったことを示しています。ディスク用のドライバ、コントローラ用のドライバ、ファームウェア、ハードウェアのいずれかに互換性がないことが原因で、このエラーが発生することがあります。 |
| MAP9000000 |
10 |
Ox0000007B(INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE)
[内容] |
STOP Ox7Bメッセージは、起動プロセスを実行している間に、Windows XP
Professionalがシステムパーティションまたはブートボリュームにアクセスできなくなったことを示しています。記憶装置用アダプタのハードウェアの取り付けまたはアップグレードを行う際に、不適切なデバイスドライバをインストールすると、STOP
Ox7Bエラーが表示されることがあります。ほかに、STOP
Ox7Bエラーはウィルス感染を示していることもあります。 |
| MAP0055010 |
11 |
Ox0000007F(UNEXPECTED_KERNEL_MODE_TRAP)
[内容] |
STOP Ox7Fメッセージは、カーネルモードで次の問題のいずれかが発生したことを示しています。
・カーネルが処理または横取りすることが許可されていない条件(バウンドトラップ)
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| MAP0055010 |
12 |
Ox0000009F(DRIVER_POWER_STATE_FAILURE)
[内容] |
STOP
Ox9Fメッセージは、ドライバが整合性のない状態、または無効な電力モードで動作していることを示しています。 |
| MAP0055010 |
13 |
Ox000000BE(ATTEMPTED_WRITE_TO_READONLY_MEMORY)
[内容] |
STOP OxBEメッセージは、ドライバがROM(Read Only Memory :
読み出し専用メモリ)への書き込みを行おうとしたことを示しています。 |
| MAP9000000 |
14 |
Ox000000C2(BAD_POOL_CALLER)
[内容] |
STOP
OxC2メッセージは、カーネルモードのプロセスまたはドライバが、次のいずれかの方法で、不適切な操作を試行したことを示しています。
・サイズが0バイトのメモリプールを割り当てようとします。
・すでに解放されているメモリプールを解放しようとします。
・そのドライバのIRQL(IRQレベル)よりも大きなIRQを使っているメモリプールの割り当てまたは開放を行おうとします。 |
| MAP9000000 |
15 |
Ox000000CE(DRIVER_UNLOADED_WITHOUT_CANCELLING_PENDING_OPERATIONS)
[内容] |
STOP
OxCEメッセージは、ドライバが終了する前に、保留されていた操作を取り消すことに失敗したことを示しています。 |
| MAP9000000 |
16 |
Ox000000D1(DRIVER_IRQ_NOT_LESS_OR_EQUAL)
[内容] |
STOP
OxD1メッセージは、コンピュータが、取り扱い可能なIRQL(IRQレベル)よりも大きなIRQLを持つカーネルプロセスを使ってページング可能なメモリにアクセスしようとしていることを示しています。通常不適切なアドレスを使ったドライバが、このエラーを引き起こします。 |
| MAP9000000 |
17 |
Ox000000D8(DRIVER_USED_EXCESSIVE_PTES)
[内容] |
STOP
OxD8メッセージは通常、ドライバが大量のカーネルメモリを要求したために、現在のコンピュータがPTE(ページテーブルエントリ)を使い果たした時に発生します。 |
| MAP9000000 |
18 |
Ox000000EA(THREAD_STUCK_IN_DEVICE_DRIVER)
[内容] |
STOP
OxEAメッセージは、デバイスドライバの問題が原因で、コンピュータが永続的に一時停止していることを示しています。通常、ビデオ(グラフィック)ハードウェアがアイドル状態になるのをディスプレイドライバが待機していることが原因で、このエラーが発生します。このエラーは、ビデオアダプタの問題、またはビデオドライバの欠陥を示していることがあります。 |
| MAP9000000 |
19 |
Ox000000ED(UNMOUNTABLE_BOOT_VOLUME)
[内容] |
STOP
OxEDメッセージは、カーネルモードのI/Oサブシステムがブートボリュームをマウントしようとして失敗したことを示しています。スループットの高い(高速な)ATAディスクWindows
XP
Professionalへのアップグレードを行っている間に、このエラーが発生することもあります。状況によっては、コンピュータを再起動したあとは、そのコンピュータが正常に動作しているように見えることもあります。 |
| MAP9000000 |
20 |
Ox000000F2(HARDWARE_INTERRUPT_STORM)
[内容] |
STOP OxF2メッセージは、カーネルが大量の割り込み(interruput
storm)を検出したことを示しています。大量の割り込みが発生するのは、レベルトリガ割り込みデバイス(エッジトリガでなく、信号が"H"または"L"のような特定レベルになった時に割り込みを発生させるデバイス)がIRQを解放することに失敗した場合です。 |
| MAP9000000 |
21 |
OxC000021A(STATUS_SYSTEM_PROCESS_TERMINATED)
[内容] |
STOP OxC000021Aメッセージは、Windows XP Professional
がカーネルモードに切り替わり、WinlogonやCSRSS(Client ServerRuntime
Subsystem:クライアント/サーバーランタイムサブシステム)のようなユーザーモードサブシステムが危険にさらされ、もはやセキュリティを保証できなくなったことを示しています。Windows
XP
ProfessionalはWinlogonとCSRSSの一方または両方がかけると実行できないので、このような事態は頻繁に発生するものではありませんが、ユーザーモードサービスの障害が原因でコンピュータが応答しなくなる状況に該当します。このエラーはユーザーモードプロセス内で発生したので、この状況でカーネルデバッガを使うことはできません。管理者がアクセス許可に変更を加え、SYSTEMアカウントがシステムファイルやフォルダにアクセスするための適切なアクセス許可を利用できない状態にした後、コンピュータを再起動した場合も、STOP
OxC000021Aメッセージが表示されることがあります。 |
| MAP9000000 |
22 |
OxC0000221(STATUS_IMAGE_CHECKSUM_MISMATCH)
[内容] |
STOP
OxC0000221メッセージは、ドライバ、システムファイル、またはディスクの破損(ページングファイルの破損など)の問題が発生したことを示しています。メモリハードウェアの欠陥が原因で、このSTOPメッセージが表示されることもあります。 |
| MAP9000000
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